【インタビュー】ミスター富士山が2230(フジサン)回登頂を目指す!

「ミスター富士山」と呼ばれる登山家・實川欣伸さん。
現在、富士山の登頂記録の更新に挑戦中。富士山に1日に2度登頂することもあるそう。
記録にこだわり始めたきっかけなどをお伺いしました。

プロフィール

實川 欣伸さん(つじかわよしのぶ)さん

横浜出身で沼津在住。1985年に富士登山を始め、2010年に1000回登頂を達成し、日本山岳会会長特別表彰を受賞。2020年東京五輪では聖火ランナーを務めた。2022年11月には、富士登山2174回の登頂を果たした。

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「實川さんの山での仕事や活動の内容を教えてください。」
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「日本山岳会会員、登山ガイド、講演などを行っています。」
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「最初に富士登山を始めたきっかけは何ですか?」
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「もともと野山が好きで、会社の山岳部に入っていました。42歳の時に家族5人で初めて富士山に登り、山頂での雲海の風景に感動したのを覚えています。
その後、勤め先の中国人研修生から富士山に登りたいと言われ、年5、6回ほど富士登山を案内することに。そこで研修生との思い出ができ、夏が来ると富士山に登りたくなるようになりました。
富士登山での素敵な思い出が自然と私の足を富士山に向かわせてくれるんです。」

富士山での素敵な思い出が實川さんの足を富士山に向かわせる

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「記録にこだわり始めたきっかけは何ですか?」
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「年に数回富士山に登っているぼくを見て、職場の仲間に『そんなに何度も登るなら、記録に挑戦してみはどうか』と言われてから、回数にこだわるようになりました。」
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「登るのは富士山だけですか?」
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「いえ、南極大陸最高峰はじめ、6大陸最高峰を制覇しました。エベレストには3度挑戦しましたが、1回目は慣れているはずのシェルパ―が6人雪崩で亡くなりました。
2回目には雪崩が起き、爆風で登山隊のテントが飛ばされ日本人を含む9人が亡くなりました。3回目は凍傷でわたしは左手の指3本の第一関節から先を失いました。
その際エベレスト登頂は断念しましたが、富士山の登頂記録を伸ばそうと決めました。」
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「そんな過酷な状況でエベレストに何度も挑戦されたのですね。2022年の11月には富士山登頂2174回を記録したということですが、富士山登頂はいつまで挑戦し続ける予定ですか?」
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「取り敢えず今シーズン中に2230(フジサン)回、命ある限り登り続けます。」
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「その挑戦し続けるための苦労はなんですか?」
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「年と共に筋力運動神経の衰えとの闘いです。あきらめたら終わりです。ネバーギブアップ!」

あきらめたら終わり「ネバーギブアップ」精神が大切と語る實川 欣伸さん

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「山での仕事や活動の中で感じるやりがいや楽しさは何ですか?」
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「森羅万象未知との遭遇。多くの人々との出会いです。あの三浦雄一郎さんや皇太子殿下とも山で出会い、お話ができました。
他にも海外からの旅行者・登山者との出会いもあります。世界中から愛される富士山だからこそ、たくさんの出会いがあります。」
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「登山は単に山に登ったり景色を楽しんだりするだけでなく、いろんな出会いや刺激をもらえる場所なんですね。私も登山に挑戦してみたくなりました。登山にあたって、いつも常備している物は何ですか?」
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「登山前には十分な水分をとっています。最低2リットルは水分補給をしています。
持ち物としては、雨具、塩分を含んだ飴やチョコレート、手袋、日焼け止め、ヘッドライト、笛、帽子は欠かさないようにしています。」
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「登山の際、足元や服装など、気を付けていることはありますか?」
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「ベースレイヤーは一年中、吸水速乾・接触冷感機能のあるインナーTシャツを着用しています。その上に長袖を着用し、暑ければ袖をまくり、寒ければ下ろします。
富士山は瞬時に体感温度が変化します。私の登山は、息が上がらない省エネ登山なので一般の方より発汗は少ないと思います。
靴下はとくに親指の爪を保護するために厚めの素材のものを履きます。」
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「今回登山の際、イルローロのソックスを着用いただきましたが、いかがでしたか?」
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「足への素材の感触が良く、足にフィットするので、歩きやすかったです。また靴下が厚めなので、特に下山時に膝への衝撃も軽減され、指の爪の保護にも万全です。デザインも良く登山が楽しくなります。
まだ2回しか使用していないため、耐久性は分かりません。価格と耐久性を比較することが一番大切なことなので。 」
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「Tシャツも試していただいたようですが、いかがでしたか?」
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「Tシャツはデザイン、肌触りがよく、サイズも私の体形に合い、着心地がよかったです。私の個人的な好みは縦襟のTシャツが好きです。(販売されている商品をあまり見たことがないので、需要がないんですかね…) 」

イルローロを着用したご感想をお手紙と写真でいただきました


引き続きお試しいただき、また感想をお待ちしています。
一度好きになると熱中してしまうタイプだと言う實川さん。
そんな實川さんは、2024年にはエベレストに再挑戦されるそう。
パワーあふれるお話、ありがとうございました。

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今回お試しいただいたイルローロのソックス「ピークハントウールソックス-Flashy Line BIG LOGO」

ピークハントウールソックス は、登山者向けに開発された中厚手ソックスです。
ふくらはぎ部分に適度な着圧を設けることで、疲労の出やすいふくらはぎをサポート。
足底部分のサポート・クッション機能は着地の衝撃を軽減します。
ウール本来の抗菌・防臭機能により、清潔な状態を長期間維持します。
宿泊を必要とする、アウトドア シーンはもちろん、スポーツ等様々な場面でご活用いただけます。

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